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お得意様インタビュー:株式会社キュウ急便様

■ ボンクレお得意様に聞く - キュウ急便




バイク便会社 キュウ急便は、キュウ急便ならではの独特な業務のシステム化をボンクレに依頼した。
代表取締役 杉原聡氏に、ボンクレを選んだ基準と、仕事ぶりへの評価についてくわしく聞いた。

もくじ 
  1. キュウ急便について
  2. 「機会損失と顧客流出を防ぐこと」が課題だった
  3. 業界団体で情報収集し、それから候補4社を選定
  4. 候補4社を比較する際の比較基準
  5. 他の会社はどこがよくなかったのか
  6. ボンクレはどこがよかったのか
  7. なぜボンクレは低価格の見積もりが出せるのか
  8. ボンクレへの評価
  9. ボンクレは、どんな会社に向いているか
  10. システム化を成功させるためのコツ、ツボ、注意点
  11. 今後の期待


■ キュウ急便について


― キュウ急便について教えてください。

キュウ急便は、バイクによる即配サービス、いわゆる「バイク便」サービスを提供している会社です。現在の年商は8億、従業員数は約150名、シェアは業界5位です。

ボンクレには、2007年に「バイク便配車」のシステム化を依頼しました。受注、見積、バイク配車までをすべて行うもので、キュウ急便にとって独自なシステムです。配車係が、受注した仕事と待機ライダーを事務所でマッチングし、ライダーは自分の仕事を携帯電話で確認できます。


■ 「機会損失と顧客流出を防ぐこと」が課題だった

― バイク便配車システムを作る以前の「キュウ急便の課題、問題点」は何でしたか。

かつてはバイク配車の効率が悪く、そのため、1):本来なら獲得できるはずの売り上げを逃してしまう「機会損失」と、2):既存のお客様が他者に流れてしまう「顧客流出」という、二つの問題点がありました。

まず問題1.「機会損失」について。独自のシステム化以前は、注文と待機バイクのマッチングは、手配係の社員がホワイトボードを使って行っていました。そのような非効率的な手作業では、一日の配車量は100本が限界。つまり100本以上の受注ができないという、「もったいない」状況でした。

次に問題2.「顧客流出」について。手作業で配車する場合、ライダーがお客様のオフィスに到着する時間を正確に予測することが困難です。当時は、20分ぐらいで到着できるかなと思える場合でも、安全策をとって「30分後に到着します」と回答していました。一方、配車をシステム化している他社は「20分後につきます」と明確回答していました。お客様は、荷物を一分でも早く届けたいから、普通の運送会社ではなくバイク便を使っているわけです。到着までの10分のタイムロスは致命的です。この初動の遅さのせいで、お客様が他社に乗り換えてしまうという「顧客流出」が、実際に生じていました。

弊社は、ライダーの質、仕事の品質には自信があります。情報システムの不備に足を引っ張られている、歯がゆい状況でした。この状況を打破するべくシステム投資を決断しました。2006年の春頃のことです。


■ 業界団体で情報収集し、それから候補4社を選定

― システム投資を行うにあたり、どんな目標を立てましたか。

「一気に10倍!」を目標としました。具体的には、受注キャパシティ1日100本を1000本にし、ライダー配車キャパシティ一日50台を500台に増やすイメージです。

― システム投資のための情報収集は、どう行いましたか。

まずバイク便の業界団体での会合を通じて、同業他社にヒアリングしました。そこで分かったことは、1):システム化は、どの会社を選ぶかで見積金額に大きな開きが生じることと、2):ある程度、実績のある会社を選ばないと、時間と手間ばかりかかって、最悪の場合、使えないシステムが納品されてしまうことの二点でした。業者選びは慎重に行う必要があると再認識しました。

その再認識を念頭に、ネット検索を通じて会社をリストアップしました。候補に挙がったのは、昔から付き合いのある大手A社、電機系超大手のB社、中堅のC社、そしてボンクレでした。


■ 候補4社を比較する際の比較基準

― 4社を比較検討する際の「比較基準」を教えてください。

「価格」、「ポジティブ志向」、「機敏さ(対応の早さ)」、「財務状況」の4点を比較基準といたしました。

基準1.「価格」
キュウ急便は年商8億円の中小企業です。巨額のシステム投資はできません。価格が安いことは重要な条件でした。

基準2.「ポジティブ志向」
私は、アイディアは、思いついたらすぐに実行したくなる気質です。そんな自分とウマが合う会社を選びたいと思いました。相談を持ちかけたときに「できません」、「難しいです」とネガティブ反応するのではなく、「何かいい方法があるはずだ」、「やれるはずだ」とポジティブ思考してくれる会社を求めました。

基準3.「機敏さ(対応の早さ)」
私は、付き合う会社を選ぶとき「対応の早さ」を非常に重視します。見積であれ、質問への回答であれ、対応にはスピード感が欲しい。経験的にいって「対応が早い会社」は、まず間違いなく良い会社です。仮に大会社であっても対応が遅い会社には、「カンバンは立派だけれど、実質が伴っていないんだな」と判断します。

基準4. 「財務状況」
財務状況が健全で、会社としての継続性がある開発会社を求めました。

以上4点の比較基準を念頭に、候補四社それぞれと個別に面談しました。その結果、ボンクレが、キュウ急便の求める要件を最もよく満たしていたので、これを選びました。2006年12月のことでです。


■ 他の会社はどこがよくなかったのか。

― 他の候補会社、「つきあいのあった大手A社」、「電機系超大手B社」、「中堅C社」はどこが良くなかったのでしょうか。

まず「つきあいのあった大手A社」は、それまでのサポートや対応が悪く、会社のカンバンに実質が伴っていない気配がありました。A社の担当は、面談の際に「今後は対応を良くします」と言ってきましたが、以前に悪かったものが急に良くなるとも思えないので、見送りました。

続いて「電機系超大手B社」。面談の際には5人が来社して、重厚なプレゼンテーションを展開してくださいましたが、見積額がボンクレの5倍でした。金額が5倍だからといって品質が5倍高いとも思えないので、見送りました。

最後に「中堅C社」。悪い会社ではありませんでしたが、特筆すべき点もなかったので、見送りました。


■ ボンクレはどこがよかったのか。

― 一方、ボンクレは何が良かったのでしょうか。

まず見積金額が安いのが魅力でした。安かろう悪かろうでは困りますが、話を聞くと、かつて「ピザ宅配システム」を手がけたことがあるとのこと。ピザ宅配も、バイク便も、「ライダーを手配する」という点では同じです。他の分野でも多くの実績があり、引き出しの多さに魅力を感じました。対応も早く、提案にも熱さと柔軟性があり、私とウマが合いました。

財務状況も、無借金経営を続けており健全でした。念のため、ボンクレを実際に訪問して、塚田社長にも会いましたが、誠実な人柄を感じました。

この会社なら大丈夫。そう納得できたので、ボンクレに決めました。


■ なぜボンクレは低価格の見積もりが出せるのか

― ここでボンクレ中村さんに質問です。今回、ボンクレが出した見積もりは、超大手B社の見積もり五分の一という低価格だったとのこと。ボンクレは、なぜ低価格で見積もりが出せるのですか。

ボンクレでは「品質と顧客満足に関係ない経費」は極力、削ることにしています。具体的には「無駄なオーバースペック」、「無駄な組織・社内フロー」、「無駄なドキュメント」などを無くし、その分、価格を安価にするよう、企業努力しています。

順々に説明します。まず「無駄なオーバースペック」を省くため、OS、ソフトウエア、サーバなどは、なるべく無料のオープンソース製品や、安価なPCサーバを積極活用し、その分、見積総額を安くするよう心がけています。

また「無駄な組織・社内フロー」、「無駄なドキュメント」も無くしているので、何事も即断即決できます。杉原社長の望む「早い対応」が実現できます。

あくまで私見ですが、大手電機系B社の価格がボンクレの5倍だったのは、おそらく、1):親会社の高価なサーバを提案に盛り込まざるを得ない、2):提案に5人が来社して、立派なプレゼンテーションがなされたということは、その5人の人件費、経費も見積に盛りこまざるを得ない、3):大手には立派なブランドがあり、そのブランド代も価格に盛り込まれている。などが理由だったのではないかと推測します。

顧客の立場に立ってムダを省き、そのぶん提案金額を安くするという姿勢には好感が持てます。もちろん大手開発会社には、安定性や信頼性などの大手ならではの魅力がありますが、キュウ急便ぐらいの規模の会社にとっては、ちょっと敷居が高く、つきあいにくい。私には、ボンクレのような、「社長の右腕になってくれる会社」、「何でも気軽に話せる会社」の方が向いています。

その後、2006年中頃からシステム化を始めていただき、翌年はじめには完成しました。


■ ボンクレへの評価

― 完成したシステムと、ボンクレの仕事ぶりへの評価をお聞かせください。

期待通りの良いシステムが完成しました。特に、受注案件と待機中のライダーを、ドラッグ&ドロップで結びつけることができるなど、直感的な操作が可能な点が素晴らしい。これなら「受注キャパと、配車キャパの、両方を10倍にする」という当初目標を、十分に実現できます。

「安く」「早く」「柔軟に」を期待して起用したボンクレは、その期待に良く応えてくれました。障害が起きたときは夜中でも携帯電話に連絡しました。日曜日に来て、対処いただいたこともあります。

システム改善も、気軽にできます。アイディアを思いついたら、すぐにボンクレ中村さんに電話をかけて、まず相談。話し合った結果、「やる」と決まればすぐに実行。「やっぱりやめる」となっても、いやな顔をされません。

相談しやすく、断りやすい。何かあったらすぐかけつけてくれる。やっぱり小回りの利く、小さな会社に仕事を依頼して正解でした。


■ ボンクレは、どんな会社に向いているか。

― ボンクレは、どんな会社(社長)に向いていると思いますか?

「思いついたアイディアは、すぐやりたくなる社長」、「プロのアドバイスを求めている社長」、「スピード第一主義の社長」に向いていると思います。わたくし杉原としては、「このシステム屋さん、つきあいやすいですよ」と皆様にオススメします。


■ システム化を成功させるためのコツ、ツボ、注意点

― 実際にやってみて初めて分かった「システム化を成功させるためのコツ、ツボ、注意点」などあれば教えてください。

私の主観では、という話ですが、まず第一に、システム化は、「それ自体が外でお金を生むモノではなく、あくまでも会社の中を上手く回すためのもの」という認識を常に持つべきです。システムによる業務効率を、営業成績の向上に結びつけるには、経営者側にビジョン、構想が必要です。

この「ビジョン、構想」はシステム会社に求めるべきではありません。経営者が自ら考え出すべきです(システム会社に「相談」するのは良いと思います)

次に「カイゼンしすぎに要注意」です。自前で情報システムを作ると、つい永遠にカイゼンを繰り返したくなります。いつしかシステムは「自分の作品」と化し、「よい作品を作ること」を目指すことになりかねません。

しかし、先ほども述べたとおり、システムは直接お金を産み出しません。「ある程度キリのいいところでカイゼンをやめる」というバランス感覚も必要です。


■ 今後の期待

― ボンクレへの今後の期待をお聞かせください。

今回、すばらしいシステム化をしていただき、ありがとうございました。キュウ急便は今後も、顧客満足の向上と、会社の成長を同時に実現していく所存です。また、英会話教室など事業の多角化も進めています。今後、そちらのシステム化もボンクレに依頼するつもりです。

ボンクレの皆様には、今の「安さ」「早さ」「柔軟さ」、そして「熱さ」を今後も保ち続けていただき、キュウ急便の成長と顧客満足向上をご支援いただければと思います。これからもよろしくお願いします。

キュウ急便様、本日はお忙しい中、
貴重なお話をありがとうございました。

※ キュウ急便のWebサイト
※ 取材日時 2009年9月
※ 取材制作:カスタマワイズ

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