50method（フィフティメソッド）

社内でシステム化を検討する際に、どこの企業に発注するか、何を基準に選定を行うか迷うことがあると思います。

実際、システム会社は公開できる情報が限られている場合が多く、ホームページなどだけでは何が得意で、どんな特徴があるのか、実績はあるのかなどよくわかりません。

検討する際のポイントは上げればきりがありませんが、まずは大事なことを３つに絞って紹介したいと思います。

実績や得意分野は一致（または近い）しているか

システム開発会社にも、得意分野があります。
例えば、特定の業界や特定の分野、言語などに強みを持っている等々です。

ひと言でシステム開発と言っても様々な種類がありますので、今回開発したいシステムと同じような、または似た分野の実績があるかホームページや打合せの際に確認してください。

開発会社は安定しているか

システムは作って終わりではなく、そこから運用に乗せて初めて意味があります。運用を始めると、日々の維持業務や保守作業、メンテナンスや機能改修などやるべきことが出てきます。

多くの場合、保守等も開発した会社に一緒に依頼するかと思いますので、開発会社とは長いお付き合いになることが予想されます。

そうなると安定的に会社経営ができていて、長期的にサポートを依頼できる会社が良いですよね。もちろん開発後に保守の会社を切り替えることも可能ですが、なかなか時間と労力がかかります。

沿革やこれまでの実績、取引先などから安定性についても確認してみてください。

担当者との相性は良いか

「要望をちゃんと伝えればちゃんとしたシステムができあがる」かと言えば、そうとも限りません。

そもそも要望を全て伝えられていない、きちんと伝えたつもりでも伝わっていない、双方で認識のズレが生じている、など様々なことが考えられます。

システム開発プロジェクトにおいて最もと言っても過言ではない大事なことは、コミュニケーションです。相手担当者とのウマが合うというかなり感覚的なものかもしれませんが、フィーリングは大事だと思っています。

• お互いに相手の伝えたいことを理解しているか
• 理解しようとする姿勢があるか
• 分からない場合はきちんと説明してくれているか
• 誠実に対応する姿勢があるか

フィーリングに加えて上記のような観点で確認するのが良いかと思います。